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<菅首相>「奇兵隊内閣」…自ら命名(毎日新聞)

 官邸で行われた記者会見に臨んだ菅直人首相は、自らを明治維新の志士になぞらえ、今回の新政権を「奇兵隊内閣」と名付けた。約1時間に及んだ会見で、菅首相は3日の民主党代表選出馬の際と同様、「庶民派」をアピールし、参加した外国メディアの記者からは「注目したい」との声も出た。

 菅首相は冒頭のあいさつを14分で終え、質疑応答に多くの時間を割いた。「菅政権を象徴するキーワードは」との問いには、「私自身は草の根で生まれた政治家」と分析してみせた。鳩山由紀夫前首相ら世襲政治家が続いた歴代首相との違いを強調するように、「普通のサラリーマンの息子」とも述べた。

 さらに、自身の出生地である山口県にあった長州藩の藩士で、明治維新に貢献した高杉晋作が結成した奇兵隊のエピソードを引用。奇兵隊には武士だけでなく庶民も参加した点を挙げ「幅広い国民の中から出てきたわが党の国会議員が奇兵隊のような志で勇猛果敢に戦ってもらいたい」と話した。

 会見に出席した英インディペンデント紙のデイビッド・マックニール特派員は「首相の『サラリーマンの息子』との発言が印象深かった。鳩山さんのように日本の首相は世襲が多く、どの外国人記者もこの発言は記事にするだろう」と話した。

 また、南ドイツ新聞のクリストフ・ナイハード記者は「菅さんは、鳩山さんにはない強さを感じる。長く続いた古い自民党政治を変えるには強さが必要で、菅さんの方が期待できる」と前向きな評価だった。【曽田拓、竹内良和、福永方人】

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